地域貢献委員 勉強会「重伝建地区選定10周年の豊田市足助の町並を散策」
『香嵐渓だけじゃない、町並も財産…』
重伝建地区選定10周年の豊田市足助の町並を散策
日 時:令和3年8月18日(水)
参加者: 名東支部会員 13名 学生 5名 講師 1名 講師支援学生スタッフ 3名 合計 22名
重要伝統的建造物群保存地区に選定されて10周年を迎えた豊田市足助の町並に出掛けました。
旧街道「塩の道」を講師の解説を聞きながら歩き、江戸時代から続く歴史や文化の蓄積を感じ、町並保存について学びました。
重要文化財「紙屋 旧鈴木家住宅」の修理現場では、豊田市文化財課職員の説明を聞き、文化財の保存修理について学びました。
大雨警報発令のため手仕事体験は中止になりましたが、散策中は雨も少なく良い時間を過ごしました。
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初めてのリモート講演会 保坂猛氏「LOVEHOSEからLOVE2HOUSEへ」
令和3年2月7日にリモートによる建築家講演会 保坂猛氏「LOVEHOSEからLOVE2HOUSEへ」を開催しました。
当日は名古屋の会議室と、講師である保坂猛氏のご自宅である東京のLOVE2HOUSEとをリモートで繋いで開催し、参加者76名と例年通りの参加者数で開催出来ました。
今回は新型コロナの感染拡大により延期なった昨年度の再企画として保坂猛氏に講演会をお願いいたしました。
講演会の開催は当初は保坂氏を名古屋に招き少人数の者で聴講する様子をリモートで発信するハイブリッド方式でしたが、日を追うごとに新型コロナの感染者が増加し、参加者及び講師の感染リスクを考えたうえで完全リモートの開催に舵を切りました。
ZOOMウェビナーで発信し、東京と名古屋でノートPCを1台ずつというシンプルな構成としました。
リモート開催のため講師からの一方向の講演とならないように休憩をはさんだ2部制とし、更に15分毎にチャットによる質問タイムを設けて双方向の講演会となるように努めました。チャットでは参加者の方からはリアル開催よりも多くの質問を頂くことが出来ました。
リアルで開催する講演会の魅力は講師への親近感や空気感の共有などですが、リモートであってもある程度それらを感じ取っていただけたという手応えがありました。
講演では保坂猛氏の自然と呼応する建築のスタイル、プロジェクトに向かう姿勢、それによって導き出された建築の形などの示唆に富んだお話をいただき、人が建築を作るという行為の本質を深く考えさせられる内容でした。
講師の保坂様には年度を跨いで準備でお付き合いいただき大変ありがたく思います。今回の講演会の成功は保坂様のお人柄によるところが大きく、またその魅力も参加者の皆さんに伝わったことを講演会後のアンケートで確認できました。
今回は遠方からの参加者も多かったのがリモート開催ならではで、公益性のある事業としての可能性を感じました。
リモートでもスキルの高いスタッフにより実現できたこの企画ですが、参加した実感が得られるような運営を心掛けて、今だからできること、今しかできないことを模索して次年度へつなぎたいと思います。